業務内容
主な業務
- とび・土工工事業
- 土木工事業
- 舗装工事業
- 水道施設工事業
- 塗装工事業
- 解体工事業
許可番号 | 大分県県知事許可(般-1)第10312号 |
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各工法のご紹介
円切りカッター工法
円切りカッター工法とは、円形球面状のダイヤモンドブレードを使用してマンホール周りを円状に切断することによって、マンホール蓋の嵩上げなどの維持修繕工事において用いられる切断工法です。
切断径(路底面)はφ950mm(路表面はφ1050mm)とφ1200mm(路表面は1280mm)の2種類になります。
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- 使用機械
- 円形球面状のブレードを用いて切断を行います。
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- 施工前
- 切断する前の状態です。
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- 台座設置
- 切断機を固定する為の台座を設置します。
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- 機械設置
- 台座に機械を固定します。
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- 切断
- 台座を中心に機械を回転させて切断します。
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- 施工完了
- 切断完了です。
ウォールソー工法
ウォールソー工法はレールをアンカーで固定して機械を設置し、電動モーターを用いてダイヤモンドブレードを取り付けた機械をレール上に走らせ、ロードカッターでは切断できない壁や斜面などを切断する工法です。
切断面が綺麗なため壁に開口部を作る際の改修工事等に多く用いられますが、解体工事等で壁の撤去や階段等の改修、ロードカッターが入らない狭い箇所での切断などにも用いられています。
ダイヤモンドブレードを使用することで、曲がりの無い非常に滑らかな切断面の仕上がりとなるため、補修の必要が無くそのまま切断面に建材などを安全に施工できます。
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- 施工前
- 切断する前の状態です。
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- レール取付
- アンカーを使用して切断する方向と平行にレールを取り付けます。
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- 機械設置
- レールに切断機を設置します。
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- 切断
- リモコンによる電動操作により切断を行います。
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- 切断完了
- 深さによってステップカットしながら切断します。(最大40cmまで)
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- 施工完了
- 切断完了です。
カッター工法
湿式カッター工法
アスファルト及びコンクリート舗装にダイヤモンドブレードを用いて切断します。ブレードの冷却に清水を使用するので深切りができます。
水道やガス光ファイバーなどのライフラインを設置する際などに用いられます。
乾式カッター工法
ダイヤモンドブレードの冷却を水冷から空冷にすることにより、切断汚泥が発生すること無く作業環境の効率化が図れ、さらに切断する際に切断粉の集塵を同時に行うので粉塵が舞うことなく作業ができます。作業現場周辺の環境に配慮したクリーンな工法です。アスファルト舗装であれば最大10cmまで切断できます。
歩道等の点字ブロック設置におけるアスファルト舗装切断や、コンクリート打設時のクラック防止の目地切り、コンクリート舗装の飾り切り等に適しています。
電動カッター工法
換気の難しい室内やトンネルなどで、排気ガスが発生することなく切断作業ができる工法です。(使用電源は400V) アスファルト・コンクリートともに切断ができます。(最大30cmまで)
滑り止めカッター工法
傾斜がきつい箇所で車両等のスリップを防ぐ為に路面に溝を付けることでグリップ力をあげる工法です。グルービング機が入らない狭い箇所で用いられます。
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- 施工前
- 施工する前の状態です。
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- 切断状況
- 傾斜に応じて溝の間隔を決めて切断していきます。
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- 切断完了
- 切断完了です。
コアボーリング工法
コアボーリング工法(エンジン)
アスファルト・コンクリート舗装の供試体を先行する際に用いる工法です。ガードレールの支柱等を建て込む際にも使用します。
コアボーリング工法(電動)
アスファルト・コンクリート舗装の供試体を先行する際に用いる工法です。ガードレールの支柱等を建て込む際にも使用します。
乾式コアボーリング工法(電動)
φ20mm~φ150mmの径の大きさを削孔できます。切削汚泥が発生せず、切断粉塵を集塵機で吸取るので作業環境に配慮したクリーンな工法です。
ワイヤーソー工法
ワイヤーソー工法はダイヤモンドワイヤー(スチールワイヤーに工業用ダイヤモンドと金属粉を混ぜ合わせ焼結したビーズを数珠上に一定間隔取り付けた切削工具)を使用し、コンクリート等の切断物に巻き付けて回転させながら張力を利用し切断する工法です。
従来のダイヤモンド工具では工具を大きさに比例した切断しかできませんでしたが、ワイヤーソー工法ではワイヤーの長さを自由に選択できますので、橋の橋脚などの大きな構造物、複雑な形状の構造物、水中切断など、多種多様な解体・撤去工事が可能となりました。
またダイヤモンド工具を使用することにより、はつり作業と比較して騒音・振動・粉塵の問題も低減でき、ビル・橋梁・煙突等の改修解体工事等に多く用いられています。
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- 施工前
- 施工する前の状態です。
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- パイロット孔・吊上げ用コア削孔
- ワイヤーを通すためのパイロット孔と切断した構造物をクレーンで吊上げるための孔を削孔します。
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- 削孔完了
- 削孔が完了しました。
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- 切断状況
- 削孔したパイロット孔を用いてワイヤーを張り切断していきます。
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- 施工完了
- 切断が完了です。
W2R工法
W2R工法は専用のカッターにより、側溝を内側から切断できる環境に配慮した既設側溝のリニューアル工法です。
またW2Rカッターの切断面は平滑で、切断後に対応した蓋を設置することで即時解放が可能となり施工性にも優れており、側溝の再設置と比べて現場の解放の時間が格段に早く工期短縮が図れます。既設歩道や民地、周辺住民などに対して影響が非常に少ない環境に大変優しい工法です。
歩行性・排水性に優れたW2側溝蓋は段差を解消し、歩道のバリアフリー化を推進します。
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- 施工前
- 切断する前の状態です。
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- レール取付
- 切断位置に合わせてレールを設置します。
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- 機械取付
- レールに機械をセットします。
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- 切断状況
- リモコンによる電動操作により切断を行います。
ウォーターリサイクル工法
アスファルトやコンクリートを切断する際に、カッターブレードの焼き付けを防止するために大量の清水を使用します。その作業時に生成された汚泥水を側溝などに流すと重大な環境問題(コンクリートの成分と水が反応して廃アルカリになる)が発生します。水を使用しない乾式カッターの他にその解決方法として、冷却に使用した水を回収し再利用する工法がウォーターリサイクル工法です。
発生した汚泥水をタンク等で回収して、当社にある処理機械を用いまして脱水・中和を行い水と泥に分離します。泥は粘土状(含水率25%前後)にして処分場に運搬して路盤材として処理を行い、水は炭酸ガスを送り込んでアルカリの中和を行い、再度カッターの冷却水として再利用を行います。
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現場から回収した汚泥を汚泥槽に搬入します。
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汚泥槽の中で攪拌機を使用して撹拌を行います。
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汚泥槽から汚泥を処理機へ送り込んで圧縮・脱水を行います。
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脱水している状況です。
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脱水した水は廃アルカリですので炭酸ガスにて中和を行い、pH測定機へ向かいます。
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pH測定している状況です。
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中和された水は清水槽に集められます。
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清水槽から作業トラックのタンクに送り込んで冷却水として再利用します。
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脱水した汚泥ケーキは最終処分場へ運搬します。
乾式グルービング工法
一般道路・高速道路・滑走路等において、路面に溝を切り込むことで路面排水の向上、ハイドロプレーニング現象の防止、路面凍結防止、制動距離の短縮化等に優れたメリットを発揮し、車両の安全走行を助け事故防止対策が図れる工法です。
乾式グルービング工法は施工時にダイヤモンドブレードの冷却を水冷から空冷にすることにより作業環境の効率化が図れ、さらに切削粉塵の集塵も同時に行いますので現場環境に配慮したクリーンなグルービング施工を行うことができます。
- 施工前
- 施工後
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グルービング切削機で縦方向に溝を入れていきます。
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縦溝の形状は通常は幅9mm、深さ6mm、ピッチ(間隔)60mmになります。
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路面排水性を向上させるため2~30m毎に横溝を入れます。
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横溝の形状は通常は幅36mm、深さ10mmになります。また横溝は既設の排水口等に向かって道路勾配を考慮しながら施工します。
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切削粉塵はグルービング機に搭載されている集塵機で回収していきます。
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直線だけでなくカーブ地点でも施工ができます。
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航空機の滑走路でもグルービング工法は取り入られております。滑走路の横断方向に幅6mm、深さ6mm、ピッチ(間隔)32mmが通常になります。
クラッカー工法
無筋及び低配筋のコンクリート構造物等において、コアボーリングで削孔した孔に油圧ジャッキを挿入し加圧することによって亀裂を生じさせ破砕する静的破砕工法です。小型で強力な破砕性能を持ち、作業効率も良く、はつり作業と比較して低騒音・低振動・無粉塵で施工できます。
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- 施工前
- 施工する前の状態です。
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- 削孔
- 亀裂を入れる位置を考慮して等間隔に削孔(φ180mm)を行います。
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- 削孔完了
- 削孔完了です。
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- 機械
- こちらが油圧ジャッキになります。
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- ジャッキ設置
- 削孔した穴に油圧ジャッキを挿入します。
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- 施工状況
- 加圧を行いジャッキを作動し亀裂を入れていきます。
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- 施工完了
- 施工完了しました。